【PC初心者】VB6ランタイムのインストール時に、エラー画面が表示される場合の解決手順【トラブルシューティング】

こんにちは、美由紀です。
今回は「VB6ランタイムのインストール時に、エラー画面が表示される場合の解決手順」です。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面

 

Windows用のソフトを動かすために、「Microsoft Visual Basic(略称:VB)」と言うプログラミング言語が必要になる場合があります。

Windows用のソフトを動かすために必要な「Microsoft Visual Basic(略称:VB)」

 

VBが入っていないとVBで組まれたソフトが動作しないので、VBをインストールする必要があるのですが、困ったことに、使用環境によってはVBをインストールしようとするとエラーが発生し、正常にインストールできない場合があります。

今回は、Windows8.1で発生する、VBインストール時のエラーを解決する方法を紹介したいと思います。

それでは解決方法の話に移りたいと思います。

 

Windows8.1で発生する、VBインストール時のエラーを解決する方法

Windows8.1で発生する、VBインストール時のエラーを解決する方法です。

 

■現象
VB6ランタイムのインストール時、下記のエラー文が表示され、正常にインストールできない。

※参考:VBランタイム

Windows用のソフトを動かすために必要な「Microsoft Visual Basic(略称:VB)」

 

■エラー文
エラー 2709 オフライン参加完了情報が見つかりませんでした。

※参考画像:エラー文

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面

 

■解決方法(対処方法)
レジストリーを操作するすることにより、正常に動作します。
ではやっちゃぃましょう♪

→画面左下の「Windows」アイコン(スタートボタン)を選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため画面左下の「Windows」アイコン(スタートボタン)を選択

 

→「プログラムとファイルの検索」欄に、「regedit」を入力します。
※「regedit」とは、Windowsに最初から内蔵されているレジストリエディタ(閲覧・編集ソフト)の事です。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「プログラムとファイルの検索」欄に、「regedit」を入力

 

→「regedit.exe」を選択します。
※「ユーザーアカウントの制御」が表示される場合は、「はい」を選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため検索結果で表示される「regedit.exe」を選択

 

→「レジストリエディター」が起動します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため表示されるウィンドウの「レジストリエディター」が起動

 

→「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE」の左側にある矢印アイコンを選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のためウィンドウ左側の「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE」の左側にある矢印アイコンを選択

 

→「SOFTWARE」の左側にある矢印アイコンを選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「SOFTWARE」の左側にある矢印アイコンを選択

 

→「Policies」の左側にある矢印アイコンを選択します。

 VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「Policies」の左側にある矢印アイコンを選択

 

→「Microsoft」の左側にある矢印アイコンを選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「Microsoft」の左側にある矢印アイコンを選択

 

→「Windows」の左側にある矢印アイコンを選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「Windows」の左側にある矢印アイコンを選択

 

→「Installer」があることを確認します。

※「Installer」が無い場合は、「キー」を作成します。

「キー」の作成方法:「Installer」を右クリック→「新規作成」→「キー」→「キー」が新しく表示されるので、キーの名前を「Installer」と入力します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「Installer」があることを確認する

 

→「Installer」を右クリックし、「新規」欄の「DWORD値(32ビット)」を選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「Installer」を右クリックし、「新規」欄の「DWORD値(32ビット)」を選択

 

→新規で作成された「REG_DWORD」の名前を、「SecureRepairPolicy」にします。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため新規で作成された「REG_DWORD」の名前を「SecureRepairPolicy」に変更する

 

→「SecureRepairPolicy」を右クリックし、「修正」を選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため新規で作成された「SecureRepairPolicy」を右クリックし「修正」を選択

 

→画面「DWORD(32 ビット)値の編集」が表示されるので、「値のデータ」欄に「2」を入力後、「表記」欄の「16進数」を選択し、「OK」を選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため画面「DWORD(32 ビット)値の編集」が表示されるので「値のデータ」欄に「2」を入力後「表記」欄の「16進数」を選択して「OK」を選択

 

→「Installer」を右クリックし、「新規」欄の「キー」を選択します。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため「Installer」を右クリックし「新規」欄の「キー」を選択

 

→新規で作成された「キー」の名前を、「SecureRepairWhitelist」にします。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面を解決のため新規で作成された「キー」の名前を「SecureRepairWhitelist」に変更

 

→「SecureRepairWhitelist」に製品コードを名前に持つ文字列値を追加します。
※内容は無記入でOKです。

※参考
「VB6SP6ランタイム」の製品コード
{59FEFE3F-8119-457C-A4EE-CF24202DD9D2}

→解決です。VBのインストーラーを起動すると、正常にインストールできるようになっていると思います。

VB6ランタイムのインストール時に表示されるエラー画面は解決しVBのインストーラーを起動すると正常にインストールできる

 

あとがき

私の時は、VBを使ったソフトを動かす時に「VB6が入ってません。インストールしてください」と言われたので、VBをインストールしようとしたら今回のエラーが発生しました。

前に聞いた事あるけど、この「VB6」って、どんな意味だったか忘れかけてたので調べてみたら、色んなソフトを動かすのに必要なマイクロソフトのプログラミング言語、「Visual Basic」(通称:VB)の事でした。

それならPCに「VB」を入れ、その後に目的のVBを使うソフトをインストールしようと思ったんですが、「VB」のインストーラーが動かず、今回調べた情報を記事にしました。

因みに、今回調べた情報はWindows8用で、私のPCはWindows7でした。

私のPCが「VB」が動かなかった理由って、「VB」の動作環境がWindowsXPまでのインストーラーを使ってたためでした。

Windows7用のインストーラーを使っていたら、あっさり「VB」がインストールできました。

ソフトをインストールする時は、動作環境の確認って大事ですね…。